小さな間違いは大きい問題?
- Word House Japan
- Jul 4, 2023
- 3 min read

不自然な日本語を目にされた事はありますか?
インターネットで買い物をされる方だと、その状況が容易に思いだされるかもしれません。
明らかに日本人では
ない人が書いたとわかる文章での商品説明は時には面白かったり、分かりづらかったりします。
その場合、見ている商品がたとえ価格的にも魅力的で欲しいものであっても、少し購入を躊躇しませんか?
そうであればなぜでしょう?
また普段生活する中でも誤字脱字があると目につきますね。
このような誤りがある文章を読むとき、私たちの思考スピードを緩めて
内容を理解しようとする結果、頭の中にストレートに入ってこなくなります。
文章によるコミュニケーションに問題が発生しているのです。
また少しの文章の誤りでさえ、会社や商品自体の信頼性を失う大きなきっかけになります。
どちらも先述の購入を妨げる大きな要因となっていると考えられます。
英語が得意となかなか言えないわたしたち日本人の一生懸命作成した英語の文章も、残念ながらそのような状況を生み出している可能性があります。
翻訳アプリによる直訳で事足りるとお考えであれば、こちらを比較してみてください。
(基本的にはワードハウスでは日本語→英語の翻訳のお話をしていますが、今回はわかりやすい例として英語→日本語を使用しています。)
ある有名企業の英語サイトの一部をグーグル翻訳してみました。
「ビジネスニーズに役立つサービス、オファー、特典に簡単にアクセスできます。一緒に、私たちはあなたのビジネスが成長するのを助けることができます。無料ですし、手数料もかかりません。」
文章として成り立っていますが、上出来とは言えない仕上がりではないでしょうか。
次にワードハウスが翻訳したものをご紹介します。
「ビジネスに役立つさまざまな会員特典をご利用いただけます。当社はビジネスの成長をサポートします。入会費・年会費は無料です。」
ずいぶん内容が変わったように感じるかもしれませんが、読みやすさ、わかりやすさがあり、頭にすっと入って来ませんでしたか?
翻訳はただ直訳をすればいいというものではありません。読み手の立場になって、その言語特有の表現の仕方や語彙やフレーズを使用し、読みやすくストレートに伝わるように言葉を選んでいきます。
日本人が発信するどの情報も、遠回りや迷うことなく伝えることで、言葉を通してのつながりが始まります。
それが信頼を得るきっかけとなり、日本の商品・サービスの本当の価値を知ってもらうことができます。
ワードハウスは翻訳を通し、日本のすばらしいビジネスの真の価値を、「言葉」で海外に伝えていきたい、と心から願っています。
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