海外展開を目指す⑤トランスクリエーション
- Word House Japan
- Jul 19, 2023
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海外展開についてシリーズでお伝えしてきましたが、今日はもう一つの重要な戦略方法である『トランスクリエーション』についてお話します。
トランスクリエーションとは、広告やキャッチコピーなどのコンテンツを、オリジナルの意図やスタイルを維持したまま、新たに別の文化のトーンに合わせて作り変えるプロセスのことです。
前回お伝えしたローカライズは訳よりも一歩踏み込んだ工夫をした、顧客との接点を持つ方法です。トランスクリエーションはそれよりも自由度が高く、オリジナル素材の意図や価値を維持しながら、ターゲット市場に合わせて独創的かつ全体的なマーケティング戦略を行います。
わかりやすい例としてのウェブサイトがあります。
各国で使用言語が違うのはもちろん、写真に使用される家のタイプやモデルとなる人の国籍もそれぞれ変えています。
写真の中での人々のふるまい一つをとっても、ターゲットとする文化の「標準」が違えばそれぞれ異なって来ます。
もう一つの例はアメリカと日本のスターバックスのウェブサイトです。
ページのレイアウト、季節のドリンク、ノベルティのプロモーションの仕方などを見ると、双方のマーケティングにそれぞれ違う重点が置かれていることが明らかです。
一方で、アメリカとカナダのウェブサイトはよく似ています。
ということは、同社は日本でのマーケティング戦略を講じた際に、アメリカ版をそのまま使用するのではなく、日本市場にあうトランスクリエーションの必要を感じた瞬間があったのだと考えられます。
企業戦略のすべてにトランスクリエーションを充てる必要はないかもしれません。
ですが、小さな工夫が与えてくれるお客様とのつながりは、とても魅力的に映るのではないでしょうか。
その工夫は、その地域へのリスペクトを表すメッセージとなり、関係を深める手助けをするかもしれません。
ワードハウスは翻訳を担う際、必要に応じてトランスクリエーションを標準で取り入れます。
シンプルな値段設定には、海外でのマーケティング展開に必要な翻訳クオリティが全て含まれています。
ワードハウスが保証するクオリティ
1.AI翻訳未使用
機械的な翻訳が避けられ、情報漏洩の心配もありません。
2.日本人とネイティブによるダブルチェック
日本語・英語どちらでも誤りなく不自然にならない表現をご提供します。
3.トランスクリエーション
必要に応じてオリジナル言語を超えた、自然で独創的かつ効果的な表現をご提案します。
ぜひお試しください!
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