プロの翻訳とただ英語がわかる人の違い
- Word House Japan
- Nov 12, 2024
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最近SNSを見ていると、デザイナーさんが日本語のワンフレーズの英訳を
求めておられる投稿に遭遇します。
英語がわかる親切な方が何人もそれに応答されて何種類もの英語のフレーズが並んでいました。
ですが、最適な英語のフレーズを作成するには目的、内容、テイスト、語調など様々な要素が必要です。
その情報が欠けたまま、一般の英語ができる方にSNSで英訳を募集するなんて(それも無料で!)無責任もいいところだと感じました。
日本人すべてがライターなのでしょうか?
日本人すべてが国語が得意で精通しているのでしょうか?
そうではないように、英語がわかる人すべてが英語のエキスパートではないです。
英語をコミュニケーションをとるためのツールと考えず、装飾の一部として
簡単に利用される日本では、深い意味などは関係ないと捉えているいい例だと思いました。
見る人が見れば手を抜いた事はすぐにわかります。そしてたとえ日本人向けであっても
海外の方の目に入る可能性もあり、その時受けた印象がいつまでも残るかもしれません。
不自然さはメインであるメッセージをゆがませる原因にもなり、
依頼をされたクライアントさんのイメージを下げる要因にもなります。
プロは簡単に一文だけの依頼を受けることはありません。
背景、顧客層、目的などの要素など必ずお伺いし、
その一文で発揮できるメッセージ性を最大限に追求します。
求めているものはプロの仕上がりではないですか?
自分の価値のためにも、受けたご依頼の価値のためにも正しい選択が大切です。
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